Nunit 1.1 インストールと使い方

.NET 1.1でテストファーストをやりたくなっ
たので、NUnitをインストールすることにした。
またやるときにやり方を忘れないようにとり
あえず、まとめてみた。


TestDriven.NETも便利そうなので、ついでに
入れてみた。

Nunit1.1のダウンロード

http://www.nunit.org/download.html
今回は以下の最新バージョンをダウンロードした。
NUnit-2.4.0-r2-net-1.1

TetsDriven.NETのダウンロード

http://www.testdriven.net/
名前とメールアドレスの入力でダウンロードできる。
今回は以下のリリース版 (RTM) をダウンロードした。
TestDriven.NET-2.0.1948_Personal.zip

インストール

どちらもインストーラがあるので、クリックするだけ。

テスト

試しに以下のようなソースを作成。
プロジェクトは、「クラスライブラリ」を選択
し、参照設定に"nunit.framework"を追加する。

using System;
using NUnit.Framework;

namespace Drill256
{
	[TestFixture]
	public class AnonymousTest
	{
		[SetUp]
		protected void SetUp() 
		{
		}
		[Test]
		public void TestInit()
		{
			Assert.AreEqual(0, 1);
		}
	}
}

これで、TestInitを右クリックし、コンテキストメニューから"Run Test(s)"を選ぶ。
ハードディスクがカリカリ言い出し、コンパイルが始まる。
その後Visual Studioの出力ペインに以下が表示された。

TestCase '......TestInit' failed:   Expected: 0
  But was:  1

	......\AnonymousTest.cs(19,0): at .......TestInit()


0 passed, 1 failed, 0 skipped, took 0.78 seconds.

思っていた以上にTestDriven.NETは強力でした。
NUnitだけなら、ビルド後イベントに登録したりとか、毎回面倒でした。
ちょっと見た目は寂しいですが、大分便利です。

TestDriven.NETを使わない場合

プロジェクトのプロパティを開く。
「共通プロパティ」→「ビルドイベント」
→「ビルド後のイベントコマンドライン
ここに、
C:\Program Files\NUnit 2.4\bin\nunit.exe $(TargetFilename)
このように記述します。

追記

TestDriven.NETは本当に便利でした。
ポイントを整理すると、

  • テストメソッド1個、テストクラス1個でテスト可。
  • ブレイクでステップ実行が簡単に出来る。
  • カバレッジが見られる。
  • NUnitGUIも起動でき、ビジュアルで結果を見られる。

特に、カバレッジが強力です。
カバレッジで通っていない部分を見つけたら、
そこを通るためのテストを考えるきっかけに
なります。また、無駄なエラー処理などが存
在していたら、削除することも出来ます。


関連リンク

NAgileで行こう!
http://www.fortunatewell.com/archives/2005/04/index.html


NuitGenAddInについて解説
http://d.hatena.ne.jp/takakuro/20060818/1155881399


TestTriven.NET, NMockについて解説
http://d.hatena.ne.jp/takakuro/20060818/1155881399